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ドットインストールで勉強していると、GitHub謹製のクールで便利なエディター「Atom」の使用を推奨しているのでインストールして初期設定までやってみた。
ドットインストールを含め、インストールや初期設定の解説がMacOSやプログラミングをやっている人を前提としているものが多かったので、普通にテキストエディターとして使いたい人がWindowsOSにインストールしても戸惑わないように説明したい。
多少重たい感じがするが、使いはじめると見やすいしキーボード操作が非常に楽で便利なことこのうえないので、テキストエディターはこれが一番だと思う。
目次
Atomのダウンロードとインストール
Atomの公式サイトからダウンロードする。
下の「Download Windows Installer」をクリックする。
「AtomSetup.exe」がダウンロードされるので、ダブルクリックしてインストールする。
Atomの初期設定
今回は必要最低限の初期設定だけ行う。なお、キー操作はWindowsOSをベースに説明している。
- 見やすいフォントへ変更
- 日本語表示の際の文字の回り込みに関する追加パッケージのインストール
- テーマの変更
- メニューバーとコンテキストメニューの日本語化
- よく使うショートカットキー(WindowsOS用)一覧
Atomの起動
Atomを起動する。一番最初に起動した時に表示されるのが下の図の「Welcome Guide」。次回に起動しても表示されないが、今回はWelcome Guideを利用しての設定変更は行わない。
フォントの変更
デフォルトのフォントの日本語が貧相なので、見やすいフォントへ変更した方が良い。
ドットインストール推奨は「Ricty Diminished」だ。私は、「Migu 1M」へ変更した。合わせて説明する。
WindowsOSでは、フォントの変更を行うには、自分のPCへフォントをインストールしたうえで、そのフォントを適用したいアプリケーション(今回はAtom)でフォントの指定(変更)を行う。
フォントのダウンロード
「Ricty Diminished」の公式サイトにある「Download ZIP」をクリックしてファイルをダウンロードする。
同様に「M+とIPAの合成フォント」の公式サイトから「migu-1m-20130617.zip」をクリックしてダウンロードする。
フォントのインストール
ダウンロードしたファイル「RictyDiminished-master.zip」と「migu-1m-20130617.zip」は圧縮ファイルなので、解凍ソフトでそれぞれ解凍する。
解凍したフォルダの中に拡張子が「.ttf」のファイルがある。「RictyDiminished」は複数のttfファイルがあるが、「RictyDiminished-Regular.ttf」を選んでおけば良いが、全部インストールしても構わない。「migu-1m」は「migu-1m-regular.ttf」を選びいずれも該当するファイルの上で右クリックして表示されるインストールをクリックする。
Atomのフォントの変更
PCへのインストールが終わったら、Atomでフォントを適用する。
最初に次のいずれかの操作を行って「Settings」画面を表示させる。
- Atomの「メニューバー」から「File」→「settings」
ctrl
+'
(カンマ)ctrl
+shift
+P
で表示されるコマンドパレットの検索窓に「settings」とタイプして下に表示される「settings view:Open」をクリックする。
すると「settings」画面が表示される。
スクロールしていくと「Font Family」の指定欄が現れる。
タイプミスしないように正確に「Ricty Diminished」または「”Migu 1M”」とタイプする。
なお、「”Migu 1M”」には必ず「”」をつけてタイプすること。「”」を付けないと認識してくれない。
これで次のようになる。画像は上から「デフォルト」、「Ricty Diminished」、「”Migu 1M”」。
だいぶ長くなったので残りの「日本語表示の際の文字の回り込みに関する追加パッケージのインストール」、「テーマの変更」、「メニューバーとコンテキストメニューの日本語化」についてはこちらで、また「よく使うショートカットキー(WindowsOS用)一覧」はこちらで説明している。以上