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前から欲しかった液タブをとうとう購入しました。
お金があれば、何も考えずにワコム 液晶ペンタブ 21.5インチ Cintiq22HDを買えばよいのですが、20万円では手が出ません。
そこで、21.5インチクラスの中国製液晶ペンタブ4機種(Yiynova MVP22U+DT、XP-Pen Artist22、HUION GT-220、Parblo Coast22)と比較検討した結果、値段が一番安いにも関わらず性能的に満足出来るUGEE UG-2150に決めました。
目次
UGEE社について
中国の新進気鋭のお絵かきタブレットメーカーです。
まだ歴史は浅いようですが、次々と新製品を発表し今最も熱い企業の1つです。
入手先
私はAmazonで購入しました。中国系の販売業者ですが、私自身、こちらの店舗でいくつか製品を購入しています。
日本向けを意識した販売をしているので、安心して購入出来ます。オススメです。
販売店changle
販売店 changle 商品ラインナップ
UGEE UG-2150のセット内容
パッケージ
ダンボールインダンボール梱包です。製品が入った箱を更にダンボールでしっかり梱包した状態で届きました。
発泡スチロールと包装用ビニールを随所にふんだんに使い完璧に保護された状態で届きます。
セット一式
とにかく至れり尽くせりのセット内容です。
モニタ接続関係
ビデオ接続用ケーブル(VGAケーブル、HDMIケーブル、MiniDP-VGA変換アダブタが付属しています。
電源、PC関連
電源アダブタと電源コード、PC接続用USBケーブルが付属しています。
※電源プラグが3ピンなので、日本の家庭用ACコンセントでは使用できないため、別途アダブタが必要になります。
ペン関連
充電式ペンと専用充電ケーブルが各2本、ペンホルダー(8本の交換用ペン先、ペン先取り外しツール内蔵)が付属しています。
マニュアル関連
ドライバ用CD-ROM、英語の取扱説明書と日本語の取扱説明書が付属しています。
外観
本体の画面サイズは21.5インチで、ブラックのプラスチック製ボディです。
モニタースタンド
モニタースタンドがデフォルトでセットされています。
モニタースタンドは垂直からほぼ水平まで調整可能です。
操作ボタン等
物理キーはなく、モニター下部に電源ボタン、OSD用ボタン(MENU、+、ー、AUTO)が配置されています。
背面下部にポート類が配置されていて、PCとの接続用USB-Bポート、電源ジャック、HDMIポート、DVIポート、VGAポートがあります。
スペックの確認
ディスプレイとして | |
ディスプレイ | 21.5インチIPS液晶ディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 1920×1080ピクセル |
視野角 | 178度(水平/垂直) |
最大表示色 | 1670万色 |
コントラスト比 | 1000:1 |
明るさ | 6250cd/㎡ |
液晶ペンタブレットとして |
|
解像度 | 5080LPI |
圧力感度 | 2048レベル |
精度 | 0.25mm |
高さ | 15mm(MAX.) |
レポートレート | 220RPS |
ピクセルピッチ | 0.24825mm x0.24825mm |
応答時間 | 14ms |
対応システム | Windows 2000/XP/Vista/Windows 7/8 Mac OS 10.2.6または以上 |
その他 | PSE認証済み |
実際に使ってみました
準備
最初に充電式ペンを充電します。充電中は青色LEDが点灯し、充電が完了すると消えます。
今回はビデオはHDMIケーブルで接続し、電源ケーブルとPC接続ケーブルもそれぞれ接続します。
※電源ケーブルはアダブタと合わせて2.8mあるので十分ですが、HDMIケーブルとPC接続ケーブルは1.5mしかないので注意が必要です。
本体の設置、ケーブルの接続が完了したら、電源を入れます。
デフォルトのモニター画面はかなり白っぽいので後々OSD調整は必要になると思います。
ディスプレイ設定(マルチモニター設定)は「拡張」でも「複製」でも大丈夫ですが、キャリブレーション等を最初に行うので、「複製」に設定します。
ディスプレイ設定が終わったら、CD-ROMに入っているドライバをインストールします。
※ペンタブのお約束ですが、他社製のドライバは干渉するので、全て事前にアンインストールしておきましょう。
再起動後、タスクトレイにアイコンが表示されたら成功ですので、クリックしてドライバアプリを起動します。
ペンは2ボタンなので、ボタンにショートカットの設定をします。その後筆圧、キャリブレーション調整をします。
Youtube動画挿入
実際に使ってみて
ドライバの良し悪しについては賛否両論あるようですが、普通に使えます。
ドライバの文字化けもなく、日本語はしっかり表示されました。
筆圧は固めなので、ドライバの設定で一番柔らかめに設定しましょう。
ペンはちょっとしなって沈み込む感じですが、慣れの問題だと思います。
ペンは、まだ使用期間が短いですが、1回充電して以降、全く再充電の必要性を感じない程度には持ちます。
ペンは2ボタンですが、デフォルトでボタン1は、ペンと消しゴムを切り替える仕様になっています。
キャリブレーションはしっかりやらないと画面の端は辛いです。※逆にキャリブレーションをしっかりやれば問題ありません。
Windows10環境ですが、pixia、MediBang Paint Pro等特に問題なく使えます。
視差(ガラスと液晶との距離)は気になりませんでした。
モニタースタンドがなかなか使い勝手が良いです。電源プラグが3ピンなのは残念ですが。
総評
かなりイケてると思います。
Cintiq22HDとの価格差ほどの性能差は全く感じません。
圧倒的コスパだと思うのでオススメです。
耐久性とかは購入間もないのでわかりませんが、作りはしっかりしていると思います。
割引コード
なお、販売店changleより1,000円割引のプロモーションコードを頂きました。
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1,000円割引のプロモーションコード:8D7MM4TZ