【この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。】
このブログで利用しているWordPressテーマ「Suffusion」が、先日ver.4.3.3からver.4.4.0にバージョンアップした。
「Suffusion」はバージョンアップされるとそれまでカスタマイズしていた設定が元に戻ってしまう。今後バージョンアップの度に再度設定するのは面倒なので、「Suffusion」の作者が用意してくれている「Suffusion」の子テーマ「Suffu-scion」を利用することにした。
目次
「Suffusion」と「Suff-scion」のインストール
「Suffusion」は、WordPress管理画面の「テーマ→テーマのインストール」から「suffusion」で検索してインストールする。
子テーマの「Suff-scion」は、最初に、作者のホームページからzipファイルをダウンロードする。
WordPress管理画面の「テーマ→テーマのインストール」から「アップロード」でダウンロードしたzipファイルを選択してインストールする。
有効化してカスタマイズするのは、子テーマの「Suff-scion」の方であることを間違えないように。
また子テーマ「Suff-scion」を利用するには親テーマの「Suffusion」もインストールされている必要があるので注意。
「Suff-scion」の基本的な利用方法
「Suff-scion」をインストールし有効化すると、WordPressテーマの基本ファイルであるfunctions.phpファイルとstyle.cssファイルのふたつのファイルで基本的なカスタマイズが行えるようになる。
この二つのファイルはカスタマイズするために必要なスクリプトを書き足していく方法で行う。
functions.phpファイル
style.phpファイル
functions.phpファイルとstyle.cssファイルは、親テーマの「Suffusion」のファイルをコピーしてカスタマイズしてはいけない。あらかじめ用意されている「Suff-scion」のファイルに書き足して使用すること。
上記ふたつのファイル以外でカスタマイズしたいものがある場合は、親テーマである「Suffusion」のディレクトリ構成と同じところに必要なフォルダとファイルをコピーしたうえで、必要なファイルを書き換える方法をとる。
私は、上記style.cssファイル以外に、content.phpファイルとheader.phpファイルをカスタマイズしているので、それぞれ親テーマの「Suffusion」から該当ファイルをコピーしてFTPクライアントでアップロードしたうえでカスタマイズしている。
なお、「Suff-scion」では、あらかじめカスタマイズが予想される部分の空フォルダをみっつ用意している。(「custom」、「layouts」、「post-formats」)
content.phpファイルは「post-formats」の中にheader.phpファイルは「Suff-scion」フォルダ直下にアップロードした。
また、「Suffusion」には日本語化ファイルが用意されており、これは「Suff-scion」フォルダ直下に「translation」フォルダを作成し、その中にjp.poファイルとjp.moファイルをそれぞれアップロードした。
「Suffusion」の日本語化ファイルの利用
上記で説明した日本語化ファイルのインストールについて説明する。
「Suffusion」の作者公認の日本語化ファイルのページから言語ファイル(ZIP)をダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを解凍し作成されるja.poファイルとja.moファイルを「wp-content/themes/suffusion/translation/」 フォルダにアップロード。
「Suff-scion」を活用している場合は、上記ディレクトリではなく「Suff-scion」フォルダ直下に「translation」フォルダを作成し、その中にjp.poファイルとjp.moファイルをそれぞれアップロードすること。
なお、日本語化ファイルの作者によると2011/07/04に公開した日本語化ファイル(「Suffusion」ver.3.8.0対応)以降変更部分はないので、現在の新しいバージョンでも十分に上記の日本語化ファイルで対応できるとの事。
また、この日本語化は、「Suffusion」の作者によって許可されている(用意されている)部分のみの日本語化となっているとのこと。
以上